大学院留学の準備とスケジュール

海外の大学院は入試がありません。出願書類を総合的に審査され、合格・不合格が決まります。
志望する大学院に合格するためには出願書類をしっかり整えることが大切です。出願書類を注意深くそろえることにより合否の可能性を広げることも可能です。
出願書類に必要な書類はそれぞれの国により異なります。各大学院によって出願のための書類が異なることもありますが、大体、それぞれの国によって必要書類は共通しています。

締め切り 大学の成績表 IELTSまたはTOEFL GRE・GMAT 履歴書 エッセイ 推薦状
アメリカ・カナダ 年末年始 ○ 2-3 通
イギリス・アイルランド ほとんどなし(早目の出願をお勧めします) △* 条件付き合格を利用 一部のMBAのみ ○ 2通
オーストラリア・ニュージーランド ほとんどなし △* 条件付き合格を利用 一部のMBAのみ × × ×

○:必須  △:必要だが、出願後の提出でもよい  ×:特に必要はない(例外は除く)
締切と必要な書類は、大学院によって異なることがあります。また、上記の出願書類の他にインタビューやポートフォリオなどの提出が必要な場合もあります。

条件付き合格とは-
出願時に必要なTOEFL またはIELTS のスコアが不足している、またはこれらの試験が未受験の場合でもそのほかの出願書類が合格基準を満たしている場合「条件付き」で出される合格のことです。合格通知書には「Conditional offer」と書かれます。この場合の「条件」とはもちろん、自身の英語力が入学基準以上であることを証明することです。TOEFLまたはIELTSのスコアを指定の期日までに提出すること、または、大学院入学前に付属の語学プログラムに参加することという条件が一般的です。これに対して条件がなく合格した場合は「Unconditional offer」「Full offer」などといわれます。

出願に必要な書類

1.大学の成績表

大学の成績表(英文表記のもの)を提出します。成績を、A=4、B=3, C=2, D=1に数値化し、総単位数で平均化した数値のことをGPAとよびます。このGPAが大学院の合否に大きく影響します。
一般的に大学院進学のためにはGPA3.0以上が必須となります。
※ GPAが出願できる大学のレベルを決める大切な要素になります。

2.TOEFL iBTまたはIELTSのスコア

留学生が海外の大学院で学習をするのに必要な英語力が十分にあることを証明するために提出します。必要なスコアは出願先の大学院により異なりますが、一般的にTOELF iBTで90点以上、IELTSで6.5以上が要求されます。
アメリカの大学院の一部ではIELTSのスコアを受け付けていないところもあります。その場合はTOEFL iBTを受験してそのスコアを提出しますが、その他の国はどちらでもよい場合がほとんどです。上記に記したように条件付き合格のシステムを利用している大学院は出願時に必要なスコアを提出する必要はありません。

3. GRE/GMATのスコア

GREは、大卒以上のアメリカ人を対象にしたテストで、語彙力(Verbal)と数学力(Quantitative)、エッセイ(Analytical Writing)からなる試験で、アメリカの大学院へ出願する際に多くの大学院でGREのスコアの提出が求められます。
GMATはGREビジネス版とも言え、MBAを受験する際に必要なスコアです。GMATはアメリカだけでなく、国を問わずMBAを受験する際にはスコアの提出が必要になる大学院がほとんどです。

4.履歴書(Resume/CV)(英文)

日本の履歴書とは異なり、フォーマットも内容も自由です。A4サイズ 1-2枚程度に収めます。内容は、学歴(大学卒業以降)と職歴、そしてボランティア活動やコンピュータースキルなど自己PRにつながるものを記載していきます。

詳しい履歴書の書き方についてはこちら

5.エッセイ(Personal Statement/Statement of Purpose)

成績以外の自己アピールをします。A4サイズで500~1000語程度(大学院により指定があります)で、短すぎず、長すぎずわかりやすい文章で書いていきます。その際に下記の3点を中心に書いていきます。
1) キャリアゴール-大学院卒業後の目標
2) 今までの経験-大学での経験や職歴、そのほか、ボランティア・留学・アルバイトなど特筆する経験
3) 志望動機- 留学の必要性や、なぜその専攻を学びたいのか、そしてその大学院を志望する理由

詳しいエッセイの書き方についてはこちら

6.推薦状(Recommendation)

大学の先生や職場の上司などに依頼します。推薦状を書いていただく上司や先生の都合がありますので、出願直前に依頼するのではなく、大学院への留学が決定したらすぐに推薦状を依頼するつもりであること、いつぐらいに必要か、ということを伝えておきます。また、自分のエッセイを推薦者に渡しておくと推薦者も推薦する点がはっきりします。書いていただく内容は、下記の3点です。
1) 本人と推薦者のつながり
2) 本人の実績や学習・勤務態度、そしてその実績などから鑑みる大学院レベルの学習が成功する見通し
3) 大学院留学に推薦するという押しの一言

詳しい推薦状の書き方についてはこちら

※ GPAや英語のスコアが入学基準を満たしている場合、エッセイ・推薦状の出来が合否に大きく影響します。

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大学院留学までのスケジュール

大学院留学を決めてから出発までの期間は
1.どこの国に行くか
2.現在の英語力がどのくらいか
3.出願書類は何が必要かなどの要因により異なります。
一般的に「TOEFLiBTまたはIELTSのスコア達成までの期間=出願(留学)までの準備期間」となります。

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